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2010年7月 |
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信じる?信じない? |
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「占い」というものに対するイメージというのは、本当に人それぞれだと思いま す。 「そんなもの絶対信じない!」という人もいる反面、占いなしで生きていけないとい う「占い信者」のような方もたくさん居られます。
しかし、私は「占い」というものについて、この、「信じる」とか「信じない」、 もしくは「当たる」「当たらない」という言葉でしか語られない状態が、「占い」と いうものの本来の役割、目的を歪ませてしまっているような気がして仕方がありませ ん。
結論から言えば、「信じすぎ」も、「信じなさすぎ」も、自らの世界を狭めてし まっていると思いますし、どちらも間違っています。
いや、私としては「絶対に信じない」という方は、それはそれで構わないと思いま す。むしろ、「占い」などに興味を持たず、振り回されずに生きられる生き方という のは、考えてみれば理想的ですからね。 |

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しかし、「全くのデタラメである」と、一切を否定して受けつけないというのは違う気がします。次のことを考えてみて下さい。
「占い」と呼ばれるものは、世界中、あらゆる地域に存在します。それも、相当に古い時期から人々の間に受け継がれてきているものが多いのです。
例えば、中国の占い『四柱推命』『易学』などは、その原点は、中国古代文明の時期に既に成立していたわけですが、果たして、なんの根拠もない「全くのデタラメ」が、四千年もの時を越えて、科学の発達した現在まで廃れずに受け継がれるものでしょうか?
人間には「価値のあるものないもの」を取捨選択する力はあると思います。ですから、今も尚廃れずに存在する・・という時点で、その中には何らかの真理があると考えて良いのではないでしょうか?(もし「全くのデタラメ」だとするならば、そんなものを何千年も信じ続けている人間という生き物が、それだけ愚かな生き物だということです。)
また、「占いなんて、単なる統計学だろ?」という方もおられますが・・・
“単なる”ではありません。こと四柱推命に関して言えば、“中国四千年の”統計学です。四千年間、取り続けられてきた“統計学”に、「根拠がない」と言えるでしょうか? そう考えれば、「“統計学”は科学的学問だが“占い”は非科学的だ。」という理論は成り立たないと思います。 易学や、タロットカードなど、データに依らない占いの場合は、確かに非科学的な感じがしますが、それも“統計的にみて”当たらないものなのであれば受け継がれはしないでしょう。 しかし、実は私が問題視しているのは、信じない人よりも“信じすぎてしまう人”のほうです。
占いは、“ふりまわされるもの”ではなく、“利用するもの”だと思うんですよね。決して、やみくもに信じれば良いというものではありません。占いとは古代の人から受け継がれてきている一種の哲学なんですよ。だから、占いを利用する上で大切なことは、「占いの結果から何を読み取って、何を参考にし、自分なりにどう消化してどういうふうに活かしていくか」を考えることなのです。
何でも占いに頼らなければ行動できない“占い依存症”の人や、有名な占い師の信者になって、「その人の言う通りにしていれば間違いない」という風に思いこんでしまっている人を良く見かけますが、その姿勢は間違っています。先ほど述べたように、占いというものには、昔からの人々の智恵が込められてはいるけれど、だからといって絶対的な予言ではありません。あくまでも“神”ではなく“人”の生み出したものなのだから・・。そんな不完全なものに全てを託してしまってはいけないのです。
例えば四柱推命が、いくら根拠のある統計学とはいえ、“統計学”である以上“例外”はあるわけで、100%その通りになるわけがありません。何度も言うように、「同じ生年月日に生まれたからといって同じ運命を辿る人はいない」わけです。バイオリズムなども、あくまでも、“傾向”に過ぎません。事実、テレビに出ている有名占い師の言うことが100%当たっていないことは明らかですよね。 なのに、「ズバリ」などという言葉を使って、あくまでも「占い」が絶対的なものであるかのように吹聴するメディアによって、「信者」になる人と「うさんくさい」と感じる人の両極端な考えの人が増えてしまうのだと思うのです。
つまり、占いを「100%当たる予言」であると考えるならば、全ての占いはデタラメであると言えるでしょう。予言者なのであれば、地震や火山の噴火も予言出来るはずだし、そもそもギャンブルの結果も全て分かるわけだから、“仕事”をする必要がないですよね(笑)。
結論としては、占いを“信じる”か“信じない”かというのは、価値観によって変わるものなのだと思います。
「100%当たらないから占いはデタラメだ!」と感じるか、「何も知らない人のことを50%でも当てられるのであればスゴいことだ!」と感じるかの差ですね(^^;)。
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